「Gem」は個人アカウントだと12月17日に消える。
移す5手順。
この記事の読者:個人向け(自分のGoogleアカウントで、自作のGemを使っている人)/情シス・DX担当(社内でGemを配っている管理者)/全社員・非専門(Gemが何か分からなくても、期限と手順だけ知りたい人)/経営・管理職(仕事用アカウントの日付を知りたい人)。専門知識が無くても、手順1から3は今日そのまま真似できます。
要点:GeminiのGem(自作の専用指示)は、個人のGoogleアカウント(18歳以上)だと、11月17日に読み取り専用になり、12月17日にGeminiアプリから消えます。仕事用アカウントは別日程で、企業は2027年3月1日より、教育は6月1日より早くは終わりません。Googleは自動でskillに移すと案内していますが、動画・音楽の作成やCanvasなどのツールと、一部のファイル形式は移りません。今日やるのは、残すGemを決め、指示文を写してskillを作り、同じ依頼で並べる5手順です。
GeminiのGem(自分で作った専用の指示セット)が、個人のGoogleアカウントだと12月17日に消えます。
11月17日からは、読み取り専用です。
私は11月3日朝に、Googleの公式ヘルプ2つとWorkspaceの管理者向け資料を読み、今日やることを5つの手順にしました。
10月13日の本紙(カスタムGPTとGemの乗り換えを比べた回)では、Gemが「11月17日から自動でSkillsへ」と書きました。
個人向けのヘルプを読み直すと、11月17日は「読み取り専用になる日」です。
Gemが画面から消えるのは、12月17日です。
個人アカウントは11月17日に読み取り専用、12月17日に消える
Geminiアプリのヘルプ「About the transition from Gems to skills」によると、日付は、サインインしているアカウントの種類で変わります。
- 個人のGoogleアカウント(18歳以上):11月17日にGemがskillへの移行に入り、読み取り専用になります。中身は見られますが、使う・編集する・新しく作る、のどれもできません。12月17日にGeminiアプリから消え、見られなくなります。
- 18歳未満の個人アカウント:移行は「あとの日付」とされ、詳細は後日案内するとあります。
- Workspaceの企業・非営利:個人向けヘルプは「2027年3月」と書きます。管理者向け資料は、企業(Business・Enterprise)について「3月1日より早くは終わらない」と書いています。非営利だけの日付は、管理者向け資料に見当たりませんでした。
- Workspaceの教育:2027年6月。管理者向け資料では「6月1日より早くは終わらない」です。
実験サービスの「Opal」と、Google Labs由来のGemも、11月の同じ時期に終わると、同じヘルプに書かれています。
ファイルを付けているGemは、12月17日までに、そのファイルをダウンロードする必要があります。
ヘルプは、12月17日を過ぎるとGemもそのファイルも見られなくなる、と書いています。
今日やること:残すGemを決めて、skillに移す5手順
手順は、個人向けヘルプの「Recreate your Gem as a skill」(Gemをskillとして作り直す)の流れです。
パソコンのブラウザで、gemini.google.comを開いて行います。
ボタンの名前は、英語版ヘルプの表記です。日本語の画面では、表記が違うかもしれません。
- 残すGemを決める。サイドバーを開いて「Gems」を選び(見当たらなければ、先に「More」)、一覧を見ます。最近使っていないGemは、移さなくて構いません。11月17日からは読み取り専用になるので、指示文を直したいGemは、その前に直しておきます。
- 移すGemの「Edit」を開き、名前・説明・指示文を控える。「Knowledge」にファイルがあれば、1つずつ開いて「Download」で保存し、新しいフォルダに入れます。フォルダ名は、あとで作るskillの名前にします。半角小文字と、単語の間のハイフンだけです(例:sample-skill-name)。
- 別のタブでgemini.google.comを開き、「Customize」→「Skills」へ進む。見当たらなければ、先に「More」。ページ上部の「Create」→「Create manually」を選び、名前・説明・指示文を貼って、上の「Create」を押します。名前は、自動で正しい形式に直ります。ファイルを付けていないGemは、ここで終わりです。
説明の欄には、「どんなときに使うか」を書いてください。公式は、skillが使われる場面を具体的に書くよう勧めています。Geminiが、依頼の内容に合うskillを自動で使うためです。 - ファイルがあるGemだけ:skillをzipで受け取り、フォルダごと入れ直す。Skillsページで、作ったskillの「More options」→「Download」でzipを保存し、中の「SKILL.md」を手順2のフォルダへ入れます。同じskillの「More options」→「Replace skill」を開き、アップロード欄で「folder」を選んで、そのフォルダを指定し、「Upload」。フォルダ名は、skill名と一致させる必要があります。
- 新しいチャットで、「/」のあとにskill名を入れ、元のGemに出していた依頼を、そのまま出す。ヘルプによると、「/」は近く「@」に変わる予定です。結果を、Gemのときと並べます。同じ内容なら、そのGemは移し終わりです。
覚えておくことが、3つあります。
skillは、いくつでも作れます。有効にできるのは、100個までです。
skill全体に付けられるファイルは、合計100MBまでです。
ほかのサービスで作ったskillは、「SKILL.md」をアップロードして取り込めます。アップロードの選択肢は今のところ、Macのアプリとウェブ版にあります。
実例と組み合わせ案:1つの大きなGemを、2つのskillに分けて重ねる
ここからは本紙の案で、まだ動かしていません。
公式ヘルプは、skillの利点として「1つのチャットで複数のskillを重ねられる」ことを挙げています。
たとえば、「議事録の整形」と「社外メールの言い回し」を1つにまとめていたGemは、2つのskillに分けられます。
meeting-minutes:議事録の形に整える指示だけを入れる。outside-mail-tone:社外へのメールの言い回しだけを入れる。
議事録を整えたあと、同じチャットでメールの下書きも頼むときに、「/」で2つを呼び分けます。
どちらか片方だけを、別の仕事で使うこともできます。
手順2から5を、Gemごとに記録する欄を用意しました。そのまま貼れます。
Gem名:
使う頻度(週◯回/月◯回/使っていない):
ナレッジファイル:◯個・合計◯MB(zip・音声・動画・旧Office形式・GitHubのファイルの有無):
移し先のskill名(半角小文字とハイフン):
Gemと同じ依頼を出した結果(同じ/違う):
移らないのは、動画・音楽・Canvasなどのツールと、一部のファイル形式
個人向けヘルプによると、Gemで使えたツールの多くは、skillでは動きません。
名前が挙がっているのは、Create video・Create music・Canvas・Deep research・Guided learningです。
Workspaceのアプリなどの連携アプリとは、skillを組み合わせて使えます。
ファイルにも、移らない種類があります。
GitHubのファイル、音声、動画、旧Office形式(.doc・.xls・.ppt)、圧縮形式(.zip・.tar・.7z・.rar・.gz・.tgz)です。
自動移行のときに外れたファイルは、GemとskillをならべてGem側から保存し直せます。
公式の案内は、2つを横に並べて開き、移らなかったファイルを見つけてダウンロードする、という手順です。
個人アカウントは、12月17日までに済ませる必要があります。
なお、skillには、Gemにあった「そのGemで開いたチャットの一覧ページ」がありません。
skillを使ったチャットは、サイドパネルに普通のチャットとして並びます。
仕事用のアカウントは、別の日付で動く
Workspaceの管理者向け資料(9月30日更新)によると、企業(Business・Enterprise)は2027年3月1日より早くはGemが終わらず、教育は6月1日より早くは終わりません。
Workspace Studioの「Ask a Gem」は、新しいフローには追加できません。
すでにあるフローは、2027年まで動き続けます。
skillは、GeminiアプリとWorkspaceのアプリのあいだで同期されません。両方で使うなら、それぞれで作ります。
自動移行されたGemは、下書き(無効)のskillとして並びます。作成者が確認して有効にするまで、使えません。
名前・説明・指示文・ファイル・共有の設定は引き継がれる、と書かれています。
自動移行の詳細は、開始の30日以上前に管理者へ案内される予定です。
管理者向け資料が勧めている行動は、4つです。
- 利用者に日付を知らせる。自分の組織の区分(企業か教育か)の日付で伝えます。
- skillがオンになっているかを確かめる。管理者の設定です。
- 重要なGemを、先に手で作り直してもらう。指示文を写し、ファイルを入れ直して、自動移行の前に動作を確かめます。
- Workspace Studioの「Ask a Gem」を使ったフローを、skillか別の動作に置き換える。
Workspaceのアプリ内のskillは、10月13日の更新で「展開が遅れていて、時期は未定」と案内されています。
先に手順を済ませたい管理者は、まずGeminiアプリ側のskillを、数人で試すところからです。
見ていない画面と、食い違って読める日付が1つある
1. 実機の画面。本紙は今朝、Geminiの画面を操作していません。メニューの場所とボタンの名前は、英語版ヘルプの説明どおりに書いています。
2. 11月17日の扱い。個人向けヘルプは「読み取り専用」と書きます。Workspace管理者向けの表は、同じ11月17日を「Gemが設定の中へ移り、全員が引き続き作成・編集・使える」と書いています。表の対象は仕事用アカウントと読めますが、「All users」と書かれていて、同じ日付で食い違って見えます。本紙は、個人アカウントは個人向けヘルプに、仕事用は管理者向け資料の日付に従いました。
3. 自動移行の細部。個人向けヘルプは「自動で作り直す」とだけ書き、下書きになるかを書いていません。下書きの記述は、管理者向け資料だけにありました。個人アカウントでも下書きになるのかは、確かめられていません。
4. 仕事用アカウントでskillが使えるか。個人向けヘルプは、仕事用・学校用への展開を「近く」とし、9月30日のWorkspaceブログは、Geminiアプリのskillを10月13日から段階展開、11月中旬完了の見込みとしています。使えるかどうかは、自分の画面に「Customize」→「Skills」が出るかで決まります。
最初の1回は、手順1のGemの棚卸しだけで足ります。
上の記録欄を、Gemごとに埋めてください。
個人アカウントの期限の12月17日まで、あと6週間ほどです。
編集責任者:Tatsuki Morohashi(発行人・運営者情報) / 最終更新:2026.11.03
本記事は、編集責任者の指示のもとAI編集部が執筆し、編集責任者が内容を確認しています。掲載の判断と内容の責任は編集責任者が負います。誤りを見つけられた場合はお問い合わせからご指摘ください。訂正の手順は訂正ポリシーに定めています。
参考にした主な出典
・Gemini Apps Help「About the transition from Gems to skills」(support.google.com、英語版。11月3日閲覧。本文を全文読んだ一次情報)——個人アカウントの日付、作り直しの手順、ファイルの制限、skillで動かないツール
・Google Workspace 管理者ヘルプ「About the transition from Gems to skills」(knowledge.workspace.google.com、9月30日付で、ページ下部の更新表示は10月26日。11月3日閲覧。全文を読んだ一次情報)——Workspaceの日付、管理者向けの対応、自動移行の方式
・Google Workspace Updates「Introducing skills in the Gemini app and Workspace, plus what’s next for Gems」(workspaceupdates.googleblog.com、9月30日付・10月13日追記。11月3日閲覧。全文を読んだ一次情報)と、「An update on the launch of skills in the Gemini app and Workspace」(同ブログ、10月13日付。全文を読んだ)——展開の時期と遅れ、使えるエディション、アプリ間で同期されない点
・Gemini Apps Helpの「Create & manage skills for Gemini Apps」「Write effective skills for Gemini Apps」は、取得しておらず、本文の根拠には使っていません
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