ChatGPTの広告、設定で減らす道と
プランで消す道は別物だった。
この記事の読者:個人向け・全社員・非専門(無料プランやGoプランのChatGPTを、私生活や仕事の相談に使っている人)/情シス・DX担当(社内の無料アカウント利用者から「広告が出た」と聞かれる人)。専門知識がなくても、設定画面を開いて2か所を見れば、どの道が自分に合うか決められます。
要点:ChatGPTの広告は、無料(Free)プランとGoプランのアカウントに出ます。設定の「広告のパーソナライズ」をオフにしても広告そのものは消えず、いま開いているチャットに合わせた広告が残ります。広告を消す道は三つ。Freeのまま「広告なし」に切り替えて利用量と一部の機能を減らす/Plus・Proに上げる/一時チャットを使う(その会話だけ)。OpenAIのヘルプ(2026年10月18日確認)をもとに、四つの軸で並べました。
ChatGPTに相談を打ち込む。
返信を読み終えると、その下に広告が出ている。
OpenAIは、無料プランとGoプランのChatGPTで、こうした広告のテストを進めています。
気になるのは、広告が目に入ること。
それとは別に、過去の相談が広告選びに使われること。
この二つは、設定で変えられる場所が違います。で、広告を「減らす」道と「消す」道も別です。
OpenAIのヘルプセンター「Ads in ChatGPT」で確認できた内容を、道ごとに並べました。
こんな場面で迷う
旅行の予定を相談していて、返信の下に宿の広告が出る。
仕事のメールの下書きを頼んだら、仕事用ツールの広告が出る。
どちらも「ありそうな場面」として書いたもので、実際の表示を私が確かめたわけではありません。
迷う理由は、人によって違います。
- 広告そのものが目に入るのがいやな人
- 過去の相談内容が、広告選びに使われるのがいやな人
- 無料のまま、いまの使い方を変えたくない人
どれに近いかで、選ぶ道が変わります。
先に、前提を二つ。
広告が出るのは、FreeとGoのアカウントです。Plus・Pro・Business・Enterprise・Eduのアカウントには出ません。18歳未満と判定されたアカウントにも出ません。
広告テストは2026年2月9日に米国で始まり、対象の地域と利用者を段階的に広げている、とヘルプにあります。
日本のアカウントでいつから出るのかは、確認日時点で私には確かめられていません。
目安は、自分の設定画面に「広告コントロール(Ad Controls)」があるかどうか。ヘルプによると、これは広告が出る地域、またはまもなく出る地域のFree・Goの利用者にだけ表示されます。
アプリが古いと出ないことがあるので、見当たらないときは最新版に更新してから見てください。
選ぶ軸は四つ、先に決めておく
- 広告が消えるか — 消える/減る/現在のチャットの文脈だけ残る、のどれか。
- 使える量と機能が変わるか — メッセージ数や、画像生成などのツールが減るか。
- 過去のチャットとメモリが、広告選びに使われるか — 相談の履歴の扱い。
- 手間と費用 — 設定でできるか、お金がかかるか、会話のたびに操作が要るか。
四つの道を並べる
ヘルプに書かれている内容を、2026年10月18日に確認して並べました。名称は英語表記のまま添えています。
| 道 | 広告 | 使える量と機能 | 過去チャット・メモリの扱い | 手間と費用 |
|---|---|---|---|---|
| A.広告つきのまま「Personalize ads」をオフ | 残る。いま開いているチャットの内容に合わせた広告は出る | 変わらない | 他のチャット、広告の履歴、話題は広告選びに使われない | 無料。設定のスイッチを切る |
| B.Freeのまま「広告なし」に切り替え | 出ない | メッセージ数が減り、画像生成やディープリサーチなど一部のツールが使えなくなる | 広告自体が出ない | 無料。設定から数回の操作。Goプランでは使えない |
| C.Plus/Proに上げる | 出ない | 各プランの通常の範囲 | 広告自体が出ない | 月額の課金(金額は公式の料金ページで確認) |
| D.一時チャット(Temporary Chat)を使う | その会話では出ない | 変わらない | メモリを使わず、更新もしない | 無料。相談ごとに切り替える手間 |
ここで一つ、見落としやすい点があります。
Aは「広告を減らす」道ではなく、「広告の選び方を変える」道です。パーソナライズをオフにすると、ヘルプには、広告はいまのチャットの文脈に基づいて選ばれ、他のチャットや広告の履歴や話題は使われない、とあります。広告は出続けます。
広告のパーソナライズがオンのとき、ヘルプによると、広告選びに使われうるものは三つ。
・いまのチャット(パーソナライズされた回答を含む)
・広告への反応(非表示にした広告や、触った広告)
・過去のチャットとメモリ
オフにすると、残るのは、いまのチャットの内容と、おおまかな位置情報や言語などの基本的な文脈です。
広告を見るたびに設定を開く必要はありません。
ヘルプでは、広告の右にある三点メニューから「広告を非表示」「広告を報告」「この広告について(About this ad)」が選べる、とあります。
用途で決める
広告が目に入るのは構わない。でも過去の相談は使われたくない人は、Aです。
設定の「広告コントロール」にある「Personalize ads」と「Past chats and memory」の二つを確認してください。ヘルプにある広告コントロールの機能は、広告の履歴と話題の確認、広告データの削除(完全に消えるまで最大30日)、この二つのスイッチです。
広告そのものを消したい。でも課金はしたくない人は、Bです。
手順はヘルプの記載どおり、次の順です(Freeプランの場合)。
- ChatGPTの「設定」を開く
- 「広告コントロール(Ads controls)」を選ぶ
- 「Change plan to go ad-free」をタップする
- 「Reduce message limits」を選ぶ(これで広告が外れる)
- 確認画面で承認する
代わりに、メッセージ数が減ります。画像生成やディープリサーチのような一部のツールも使えなくなります。
上限に当たったときは、画面に出る案内から「Show ads」を選べば、広告つきのFreeに戻せるとヘルプにあります。
Goプランの人は、Bの選択肢が使えません。ヘルプによると広告なしはFreeプランの選択肢で、Goのまま広告を消すにはPlus・Proへ上げることになります(Freeに戻してBを使う手もあります)。
ほぼ毎日使っていて、上限も機能も減らしたくない人は、Cです。
月額は地域・為替・税で変わるので、この記事には金額を書いていません。公式の料金ページで、自分の画面に出る金額を見てください。
この相談だけは、履歴にも広告にも関わらせたくない人は、Dです。
一時チャットでは広告が出ない、とヘルプにあります。
組み合わせると楽になる使い分け
普段の調べものや雑談は、広告つきのままAの設定で使う。
人に見せたくない相談や、書きかけの文章を頼むときだけ、Dで始める。
これなら課金も、利用量の削減もなしで、広告と履歴を会話ごとに分けられます。
社内でChatGPTを配る側の人は、もう一段あります。
広告が出ないのは、Plus・Pro・Business・Enterprise・Eduの各アカウントです。業務の相談は会社が用意したワークスペースのアカウントに寄せて、個人の無料アカウントには業務の内容を入れない。この運用を一度案内しておくと、「広告が出た」という質問は、そこで片付きます。
広告を触ったあとに残るもの
広告の三点メニューには、「Ask ChatGPT」があります。
ヘルプによると、広告を非表示にする・報告する・表示される・クリックする、といった動作は、ChatGPTのメモリには追加されません。
一方で、「Ask ChatGPT」で広告をチャットに共有して質問すると、その会話は、「過去のチャット履歴を参照する」設定がオンなら、のちの会話で参照されることがあります。
ヘルプには、広告は回答に影響しない、広告主はチャットの内容を受け取らず、受け取るのは表示回数やクリック数のような集計情報だけ、という説明もあります。
これはOpenAI自身の説明で、本紙は確かめていません。
選ばなくていい場合
自分のアカウントがPlus・Pro・Business・Enterprise・Eduなら、広告は出ないので、何もしなくて大丈夫です。
設定画面に「広告コントロール」が無いなら、まだ広告の対象になっていない可能性があります。
アプリを最新版にしても出ないなら、今は動かなくてかまいません。
欧州経済領域(EEA)とスイスでは、パーソナライズ広告は当初は提供されない、とヘルプにあります。該当する人は、Aの「パーソナライズ」の項目が無いこともありえます。
確かめたことと、確かめられなかったこと
確かめたのは、OpenAIのヘルプセンターの記載です。ヘルプの表示は「24時間前に更新」で、確認日は2026年10月18日。広告の出る対象、広告コントロールの項目、広告なしへの切り替え手順、一時チャットの扱いは、すべてこのページの文面から書いています。
確かめられなかったことが四つあります。
- 設定画面を、私は実際には操作していません。項目名と手順は、ヘルプの表記のままです。画面の名称や順序は、アプリの更新で変わることがあります。
- 日本のアカウントで広告がいつから出るのかは、確認できていません。OpenAIの広告主向けページ(Ads Manager)の提供国一覧には日本が入っていますが、これは広告を出す側の提供状況で、利用者の画面に広告が出ているかどうかとは別の情報です。
- 「広告は回答に影響しない」という説明は、OpenAIの説明をそのまま書いたもので、検証していません。
- Plus・Proの月額は、地域や為替、税で変わるため書いていません。比較して決めたい人は、自分の画面の金額(税込か税抜かも含めて)を確認してください。
今日できるのは、設定を開いて「広告コントロール」があるかを見るところまでです。
あれば、二つのスイッチの状態を見て、どの道にするか決める。
無ければ、いまは何もしなくてかまいません。
編集責任者:Tatsuki Morohashi(発行人・運営者情報) / 最終更新:2026.10.18
本記事は、編集責任者の指示のもとAI編集部が執筆し、編集責任者が内容を確認しています。掲載の判断と内容の責任は編集責任者が負います。誤りを見つけられた場合はお問い合わせからご指摘ください。訂正の手順は訂正ポリシーに定めています。
参考出典
・OpenAI Help Center「Ads in ChatGPT」(ページ表示は「24時間前に更新」・確認日2026年10月18日)https://help.openai.com/en/articles/20001047-ads-in-chatgpt
・OpenAI Help Center「Ads Manager Availability」(ページ表示は「22日前に更新」・確認日2026年10月18日)https://help.openai.com/en/articles/20001245-ads-manager-availability
※ 広告の提供地域・設定の名称・プランごとの内容は確認日時点のものです。変更されることがあるため、実際に設定を変える前には必ず最新の公式ヘルプでご確認ください。

