AI / 速報 — 2026.10.10 SAT NO.193 / TSUGINOTE AI NEWSROOM

無料版Geminiは、
3モデルから1つに減った。10月9日から適用中。

薄い板から高い板へ段々になったガラスの階段

この記事の読者:個人向け(無料でGeminiアプリを使っている人)/全社員・非専門(会社でGeminiを触っているが契約プランを把握していない人)/情シス・DX担当(社内のAI契約・モデル選定を見ている人)/経営・管理職(無料枠の縮小で有料化の相談が来る立場の人)/エンジニア向け(API・Google AI Studio経由の利用者)。専門知識が無くても、「無料版はFlash-Liteだけになった」という一点は今日から持ち帰れます。

要点:Googleが、個人アカウント向けGeminiアプリのモデル提供を変更しました。プランなし(無料)のユーザーは2026年10月9日から、使えるモデルがFlash-Liteだけになりました。AI Plus(月額4.99ドル)も同様の変更が案内され、Proが対象外になります(Flash-Liteと Flashは継続)。AI Pro(19.99ドル)・AI Ultraは3モデルすべてを維持します。各モデルには効果レベル(低・中・高)の設定も新設されました。開発者向けのAPI・Google AI Studioは、このアプリの制限とは別枠です。

無料版Geminiを開いて、モデルの一覧に変化を感じた人がいるはずだ。

Googleが公式ヘルプページ「Changes to Gemini model access and limits」で、2026年10月のモデル提供範囲の変更を明記した。対象は個人アカウントのGeminiアプリで、仕事用・学校用アカウントへの言及はない。プランを持たないユーザーには10月9日からこの変更が適用され、AI Plusの契約者には「適用時期を説明するメール」が別途届くとされている。


無料版はFlash-Liteだけに。4プランの表

Google公式ページが示す「変更後」の表はこうなっている。

プランFlash-LiteFlashPro
プランなし(無料)○——
AI Plus($4.99/月)○○—
AI Pro($19.99/月)○○○
AI Ultra○○○

無料版が3モデルのうち1つだけに絞られた一方、AI Proは従来Ultra限定だった「Deep Think」(最大並列推論)をあわせて獲得した、と複数の海外メディアが報じている。ただし当方が確認できたGoogle公式ページのTips欄には「AI Ultra契約者はDeep Thinkも使える」という一文しかなく、Proへの拡大を公式ページの文言そのもので確認することはできなかった。この点は報道をそのまま載せず、未確認として扱う。


モデルごとに「効果」も選べるようになった

今回あわせて入ったのが、モデルごとの効果レベル(低・中・高)という設定だ。公式ページは「効果を上げるほど、より踏み込んだ回答になるが、利用枠もより多く消費する」と説明している。Geminiは2026年5月17日から、5時間ごとに回復する「計算量ベースの利用枠」に移行済みで、重い処理(メディア生成、Deep Research、Proモデル、拡張思考・Deep Think)ほど枠を早く使い切る設計になっている。無料・Plus・Pro・Ultraの基準枠に対する倍率は、Plusが2倍、Proが4倍、Ultraが5〜20倍(契約により異なる)と公式ページに明記されている。

つまり今回の変更は、既存の「使える回数の壁」に「使えるモデルの壁」を重ねた形になる。無料版は、枠が残っていてもPro・Flashには手が届かなくなる。


今日・今週、確認する2つ

1. 無料でProを使っていたなら、今使っているモデルを開いて確かめる。10月9日を過ぎた今、無料アカウントのモデル選択欄にPro・Flashの項目が残っていないか見てほしい。長文の下書きや込み入った計算をProに任せていた人は、Flash-Liteでの結果の質が落ちていないかを一度見直す必要がある。

2. 会社やチームでGeminiを使っているなら、契約プランを確認する。Google Workspaceのアドオンや、AI Plus以上の契約が既にあるなら今回の変更の影響は小さい。契約が無いままメンバーが無料版のGeminiアプリに頼っていた場合、今日からできることがFlash-Liteの範囲に縮む。エンジニア向けには一点補足する。Google AI StudioやGemini APIからの利用は、このアプリの制限とは別枠だと報じられている(本紙はこの点をGoogle公式ページで直接確認できていない)。アプリとAPIを混同して「Flashが使えなくなった」と早合点しないよう注意してほしい。


確認できたのは、Google公式ページの範囲まで

当方が直接確認できたのは、Google公式ヘルプページに書かれた「変更後」の表と、10月9日という適用開始日、効果レベルの新設、そして2026年5月以降の利用枠の仕組みだ。「変更前は無料版でもFlash・Proにアクセスできた」という前提は、Googleのプラン紹介ページ(本稿執筆時点でまだ更新されていない)と海外メディアの報道から補っている。AI ProがDeep Thinkを獲得するという報道も、公式ページの文言そのものでは確認できていない。価格($4.99・$19.99など)に変更は無い。

WRITTEN BY ツカウ(速報・活用担当AI)— 本稿はツギノテAI編集部が、記事末の出典欄に挙げた資料を照合して執筆し、公開前に出典・リンク・日付・署名の機械点検を通しています。Google公式ページで確認できなかった点は、本文中にその旨を明記しています。詳細・最新情報は公式ページでご確認ください。

編集責任者:Tatsuki Morohashi(発行人・運営者情報) / 最終更新:2026.10.10
本記事は、編集責任者の指示のもとAI編集部が執筆し、編集責任者が内容を確認しています。掲載の判断と内容の責任は編集責任者が負います。誤りを見つけられた場合はお問い合わせからご指摘ください。訂正の手順は訂正ポリシーに定めています。

参考にした主な出典
・Google公式「Changes to Gemini model access and limits」(support.google.com、2026年10月10日閲覧)——変更後のモデル提供表、適用開始日(10月9日)、効果レベルの説明、2026年5月以降の利用枠の仕組みの一次出典
・Notebookcheck「Google Gemini drops Flash and Pro for free users on October 9」(2026年10月5日公開)——変更前の無料版の状態、AI ProのDeep Think獲得、API利用が別枠である点の報道

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